株の買い方・証券取引所(株式市場)と証券会社(証券口座)の役割

今回も株式投資を行なうにあたっての基本をまとめていきます。
株を買うためには2つのポイントがあります。それは株式を買う場所と買うための口座です。

株を買う場所は証券取引所(株式市場)であり、自分のお金を一旦預けて投資するための口座が証券口座となります。
株式取引を行なう際にこうした証券取引所と証券口座が無ければ株式取引は出来ません。

では、それぞれの役割を見ていきましょう。
なお、今回は証券会社(証券口座)については一般論に留め、いわゆる「どこの証券口座がお勧めか」といった比較記事はまた別で書きたいと思います。

証券取引所(株式市場)の役割

証券取引所、または株式市場はその名の通り国内の株式取引が行われている市場です。
分かりやすく言えば魚を仕入れたければ魚市場に行く必要があるように、株を買ったり売ったりするための専用機関となっています。

とはいえ、実際には株の売買は証券取引所に上場している会社以外でも行われています。その実態としては上場していない小規模企業のことで、一般的に株式投資をする投資家には関連が薄いものです。

一方、証券取引所で売買される株式のことを上場株式と呼び、株式を証券取引所に上場している会社を上場企業と言います。

ご存知の通り、株式取引は日本国内のみならず世界の投資家も含め多くの投資家が参加しています。
膨大な量の取引と金額が動く株式市場において、その取引を円滑に進めるための役割が証券取引所と言えます。

株式市場(証券取引所)の基本

日本の株式市場は平日の9時~11時30分12時30分~15時に開いています。
ちなみに午前中は「前場(ぜんば)」、午後は「後場(ごば)」と呼び、前場と後場の市場が開くときを「寄り付き」、前場が終わるときを「前引け(ぜんびけ)」、後場が終わるときを「大引け(おおびけ)」と呼んでいます。

このように日本の株式市場は基本的に平日の日中にしか開いていませんので、その時間帯に仕事をしている人にとっては少々難しい決まりにはなっています。

とはいえ、注文自体は上記時間帯以外にも可能です。例えば当日の21時に買い注文を出したとすれば、翌日の9時、つまり前場の寄り付きで注文が市場に出されます。
ですので、会社務めされている方でも夕方~夜、あるいは朝一番に注文を出しておき、あとは自動的に処理されるのを待つことは出来ます。

株式市場(証券取引所)の一覧

現在、日本の株式市場(証券取引所)は以下のように分かれています。
東京証券取引所:一部・二部・マザーズ
大阪証券取引所:一部・二部・ヘラクレス
名古屋証券取引所:一部・二部・セントレックス
福岡証券取引所:一部・二部・Q-Board10
札幌証券取引所:一部・二部・アンビシャス
JASDAQ(ジャスダック)

マザーズ、ヘラクレス、セントレックス、Q-Board10、アンビシャスはそれぞれ新興市場と言われ、いわゆるベンチャー企業などが上場している市場です。

このように地域と一部、二部、そして新興市場という形で、会社の規模によって分かれていますが、私たち投資家はどの市場の株式を取引しても問題ありません。

ただ、やはり設立して日の浅い新興企業は成長力がある反面、倒産や計画が上手く行かないリスクもあります。
その点、東証一部に上場しているような規模の会社であれば、そう簡単に倒産したり株価が大暴落するリスクは少ない傾向にありますので、株式投資初心者の方にはお勧めと言えます。

証券会社(証券口座)の役割

次に証券会社の役割についてです。
証券会社とは、先ほど書いた証券取引所で株を買ったり売ったりするために仲介する会社のことです。
私たち投資家は証券取引所で直接株を売買することは法律上、出来ません。
国に認められた証券会社で証券口座を開設し、そこから私たちの資金を使って買ったり、売った金額が戻ってくるという仕組みです。

そのため、私たちが開設できる証券口座を管理運営する証券会社はある程度限られています。

一昔前はインターネットが普及していなかったので電話や窓口に行っての取引でした。
いわゆる総合証券というもので、野村證券や大和証券などがあります。
総合証券のメリットは直接窓口に出向いたり電話を通じて担当者からアドバイスをもらったり分からないことを相談できる点です。
つまり対人でのサポートや注文が出来るので安心感はありますが、その反面、手数料も高い傾向にあります。

一方で、昨今はインターネットを使って株式取引が出来ますので、ネット証券が台頭している傾向にあります。
有名なところだとSBI証券や楽天証券、マネックス証券といったところです。
これらのネット証券は窓口に行かなくてもインターネット上で口座開設の申し込みができ、書類などを送れば口座開設が可能です。
注文の実行や株価の検索、取引履歴なども全てインターネット上で管理されますので非常に便利です。

ちなみにですが、私は楽天証券を利用しています。
これらネット証券は取引時の手数料も安価になっており、1回あたり50円とか100円程度で株式取引を出来るのが強みです。

株式取引を始めるための大前提

このように、株式取引を始めたい、やってみたい、という場合に大前提となるのが証券会社を通じて証券口座を開設することです。
そして事前に様々な方法で株式を買いたい会社をリサーチし、注文をして株を買います。
注文方法や注文が確定(株の世界では約定と言います。)する仕組みは別で書きますが、何はともあれ証券口座の開設が第一です。

今回は概要的な部分をまとめましたので、今後の記事で具体的な証券口座の違いや注文の方法などをまとめていきればと思います。

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